キャバクラという所でバイトを始めて、しばらくたった頃のこと。
本当に、色んな人がお客様で来る。
若い男の子。おじいちゃん。
女性のよその店のキャバ嬢も来た。
その人はね、お客さんの娘さん。
で、
「俺の娘、どうよ!可愛いだろう!ここの店にこんなにかわいい子なんて、いないよな!」
と、
言いたげに、これでもかと胸を張ってふんぞり返ってるお客様。
そして、ご指名はここのキャバクラのママ。
思い出した!
キャバクラって言ってるけど、クラブ(笑)
私には、違いがよくわからない・・・
ただ、ママの手は・・・
荒れていた。
きっと、この人も私と同じように掛け持ちしてる。
苦労してるんだろうな・・・
って、思った。
あの頃は、ジェルネイルしている人は限られていた。
ママは、ネイルはしていたけど、よく見れば剝げてる。
だったら、塗らなきゃいいのに・・・
余計、安っぽく見えるもの。
と、思っていた。
それでもその、キャバ嬢を連れた男性客がくると、店の中は一気に華やいだ。
それはね、働く人たちみんなにご馳走してくれるから(笑)
冷凍のピザを食べたことがあったよ。
そして、そういうお客さんがいるキャバ嬢はチヤホヤされる。
お給料もいい。
私は、チヤホヤはどうでもいいけど、
お給料を上げてもらうには、指名を取らないといけない。
ということが、段々分かってきた。
とは言え・・・
ヘルプの人(笑)
お水歴、数日(笑)
周りは、みんな10代から。
20代からずっと水商売という人ばかり。
当時、30代の私。
どちらかというと、おばちゃんの年代になる。
ここの店でそうなのか?夜のお店がそういうものなのか?は、
今でもよくわからないけどね。
到底、指名なんてとれるわけもなくて・・・
なんて、思っていたら・・・取れた!
仕事で出張に来ていたおじさん2人。
あの日は、みんなドレスだったけど私は、スーツ。
それもね(笑)
確か、古着屋さんで買ったの。
私サイズだった。
めっちゃ小さくて、細い。
そして、1000円位だった。
そのスーツを見つけたとき、他にいたお客さんも試着していた。
でも、小さすぎて着られないみたいだった。
何度も、トライしていたのを見ていた私。
その人が諦めて、手放したのを見てわたしが試着。
あつらえたように、ピッタリ!
そのお客さんは私が買うのを、横目で見ていた。
私は、シンデレラになった気分だった。
ガラスのくつが入るのは、私だけ。
うふふ。
そして、白いワイシャツにそのスーツを着て、お店に行った。
一人だけスーツって、目立つよね。
ヘルプで席について、そのまま指名をもらい延長!
やった!と、
心の中でガッツポーズ。
友人のと二人でヘルプについて、そのまま指名。
何がよかったのかな?
おじさん達。
お酒飲みすぎて、ずっと笑ってた。
で、お店の後に。
ラーメンをおごってもらいました。
友人と二人でね。
環七ラーメンという名前だったような気がします。
こってりしているラーメンだった。
これを・・・息子たちに食べさせてやりたいなーと思ったのを覚えています。
おじさん達は、ラーメン屋さんを出ると意気揚々と帰っていきました。
友人と二人で、背中を見送ったのを覚えてる。
何を話したんだろうか?
覚えてないけど(笑)
変な会話ではなかったな。
すごく明るい人たちで、私も元気になったもの。


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