キャバクラ編その2

キャバクラ編

キャバクラという所でバイトを始めて、しばらくたった頃のこと。

本当に、色んな人がお客様で来る。

若い男の子。おじいちゃん。

女性のよその店のキャバ嬢も来た。

その人はね、お客さんの娘さん。

で、

「俺の娘、どうよ!可愛いだろう!ここの店にこんなにかわいい子なんて、いないよな!」

と、

言いたげに、これでもかと胸を張ってふんぞり返ってるお客様。

そして、ご指名はここのキャバクラのママ。

思い出した!

キャバクラって言ってるけど、クラブ(笑)

私には、違いがよくわからない・・・

ただ、ママの手は・・・

荒れていた。

きっと、この人も私と同じように掛け持ちしてる。

苦労してるんだろうな・・・

って、思った。

あの頃は、ジェルネイルしている人は限られていた。

ママは、ネイルはしていたけど、よく見れば剝げてる。

だったら、塗らなきゃいいのに・・・

余計、安っぽく見えるもの。

と、思っていた。

それでもその、キャバ嬢を連れた男性客がくると、店の中は一気に華やいだ。

それはね、働く人たちみんなにご馳走してくれるから(笑)

冷凍のピザを食べたことがあったよ。

そして、そういうお客さんがいるキャバ嬢はチヤホヤされる。

お給料もいい。

私は、チヤホヤはどうでもいいけど、

お給料を上げてもらうには、指名を取らないといけない。

ということが、段々分かってきた。

とは言え・・・

ヘルプの人(笑)

お水歴、数日(笑)

周りは、みんな10代から。

20代からずっと水商売という人ばかり。

当時、30代の私。

どちらかというと、おばちゃんの年代になる。

ここの店でそうなのか?夜のお店がそういうものなのか?は、

今でもよくわからないけどね。

到底、指名なんてとれるわけもなくて・・・

なんて、思っていたら・・・取れた!

仕事で出張に来ていたおじさん2人。

あの日は、みんなドレスだったけど私は、スーツ。

それもね(笑)

確か、古着屋さんで買ったの。

私サイズだった。

めっちゃ小さくて、細い。

そして、1000円位だった。

そのスーツを見つけたとき、他にいたお客さんも試着していた。

でも、小さすぎて着られないみたいだった。

何度も、トライしていたのを見ていた私。

その人が諦めて、手放したのを見てわたしが試着。

あつらえたように、ピッタリ!

そのお客さんは私が買うのを、横目で見ていた。

私は、シンデレラになった気分だった。

ガラスのくつが入るのは、私だけ。

うふふ。

そして、白いワイシャツにそのスーツを着て、お店に行った。

一人だけスーツって、目立つよね。

ヘルプで席について、そのまま指名をもらい延長!

やった!と、

心の中でガッツポーズ。

友人のと二人でヘルプについて、そのまま指名。

何がよかったのかな?

おじさん達。

お酒飲みすぎて、ずっと笑ってた。

で、お店の後に。

ラーメンをおごってもらいました。

友人と二人でね。

環七ラーメンという名前だったような気がします。

こってりしているラーメンだった。

これを・・・息子たちに食べさせてやりたいなーと思ったのを覚えています。

おじさん達は、ラーメン屋さんを出ると意気揚々と帰っていきました。

友人と二人で、背中を見送ったのを覚えてる。

何を話したんだろうか?

覚えてないけど(笑)

変な会話ではなかったな。

すごく明るい人たちで、私も元気になったもの。

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