キャバクラ編その5

キャバクラ編

これは・・・やらかしました。

あの日。

やたらと、ビールを飲まされました。

私ね、そんなに強くないの。

3杯目くらいまでは・・・覚えてるんだけどね。

何故か、指名をもらい、やたらと気にいってくれた客。

同じ、30代の人で遠くからきたそう。

グラスのビールだから、量は多くない。

だけど、私は弱い。

気がつけば、目の前の人は二人いて。

トイレに行った私。

で・・・

事件は起こった。

そのまま、トイレで寝た。

ぐっすり寝てたみたい。

目が覚めたら・・・誰もいない。

時間は、朝の4時くらい。

えっ?うそでしょう?

と。

びっくりしすぎて、着替えて。

真っ暗な店内を・・出ていきました。

外には、星が見えて薄暗い夜明け前。

駅までトボトボ歩いていき、始発電車で帰宅しました。

玄関をそっと開けたのに、二人は起きていました。

「ママ、大丈夫?」

と、小学生の息子たち。

帰ってこないから、心配してたと言われて。

「ごめんね・・・」

この仕事は、私には・・・向いてないな。

子供たちに心配かけるし。

そう思った出来事でした。

で、お店は。

何事もなかったかのような対応をされて。

そういうものなんだ・・・

と。

それから、すぐに辞めました。

私は、アルバイトだし。

お店への貢献度も低いし。

すんなりとやめられた。

だけど、仲良くなった女の子。

彼女は、もう少し続けると言っていたな。

山口百恵ちゃん似の冷めた目をした、美人の子。

やたらと気に入ってくれたお客様。

その後は、見てない。

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