これは・・・やらかしました。
あの日。
やたらと、ビールを飲まされました。
私ね、そんなに強くないの。
3杯目くらいまでは・・・覚えてるんだけどね。
何故か、指名をもらい、やたらと気にいってくれた客。
同じ、30代の人で遠くからきたそう。
グラスのビールだから、量は多くない。
だけど、私は弱い。
気がつけば、目の前の人は二人いて。
トイレに行った私。
で・・・
事件は起こった。
そのまま、トイレで寝た。
ぐっすり寝てたみたい。
目が覚めたら・・・誰もいない。
時間は、朝の4時くらい。
えっ?うそでしょう?
と。
びっくりしすぎて、着替えて。
真っ暗な店内を・・出ていきました。
外には、星が見えて薄暗い夜明け前。
駅までトボトボ歩いていき、始発電車で帰宅しました。
玄関をそっと開けたのに、二人は起きていました。
「ママ、大丈夫?」
と、小学生の息子たち。
帰ってこないから、心配してたと言われて。
「ごめんね・・・」
この仕事は、私には・・・向いてないな。
子供たちに心配かけるし。
そう思った出来事でした。
で、お店は。
何事もなかったかのような対応をされて。
そういうものなんだ・・・
と。
それから、すぐに辞めました。
私は、アルバイトだし。
お店への貢献度も低いし。
すんなりとやめられた。
だけど、仲良くなった女の子。
彼女は、もう少し続けると言っていたな。
山口百恵ちゃん似の冷めた目をした、美人の子。
やたらと気に入ってくれたお客様。
その後は、見てない。


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