あの子ね。
すごいのよ!
一番、安心できるの。
と。
昆布巻きが言う。
お前の発言が一番安心出来ん!
私の一番嫌いな奴。
そう。
狸に似てるけど、タヌキじゃない。
そもそも、目が死んでる。
何で何だろう?
そして、動かない。
そう。
ムジナの置物。
でも、
見たことないよね。
そんなの。
私も信楽焼のタヌキは知ってる。
でも、あいつ。
偽物。
偽善者。
そして・・・重い。
あいつの周りは、空気がどんよりしている。
私は、ある意味、
職場の空気清浄機。
私の真逆を行く。
多分、中身も逆。
ある意味、面白い。
でも、あれはいやだ。
愛嬌とかかわいげとかが無い。
昆布巻き。
完全に化かされとる。
ムジナにこき使われてるし。
で、気がついてないし。
私は、遠くから見てるだけ。
あの子。
いいい子なんだよね。
と言った、自分に早く気が付きなね。
私は、何にも言わないよ。
私が良かれと思って、助言したこと・・・
私を上司に売っただろう。
マイマイが言ってたって。
だから、教えてあげない。
人一倍気が小さいのに、私をバカにしてる昆布巻き。
本当に困った時は助けるけど、後は知らない。
そして、ムジナ。
たちが悪い。
化けられるから。
色々なものに化けて、みんなをだましてる。
私は、正体を知っている。
だから、
あいつも私のことが大嫌い。
本当の正体を知っているから。
世の中に放ってはいけない・・・モンスター。


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