忘れないうちに・・・残しておこうと思いまして。
息子の統合失調症・・・
もう治らないものだと思っていました。
一時は、本当にひどくて。
毎日のように事件が起きました。
私の生まれ育った家のある秩父まで、おととしは自転車で行きました。
そして、昨年の秋ごろ。
この時は、歩きで。
片道、40㎞。
普段は、スマホを持ち歩かずほったらかしなのに。
秩父へ行った時は、持っていたんです。
『お母さん、おばあちゃんの家に泊まってくるね』
と、ラインが入っている。
えっ?
自転車で行った時、実家に迎えに行くと私の母からは
『もう、来ないでね』と。
ニコニコしながら言われました。
私の車に、自転車は入らないから。
仕事から帰宅したばかりの長男の車を借りて、
長男とお迎えに行きました。
疲れていて、眠くて仕方ない長男。
プンスカ怒っていたから、
『ごめんね。』と、何度も言いながら秩父へ。
私が、長男の運転が怖くて(笑)
ビクビクしていたもんだから。
余計に怒ったんだよね。
それでも、実家の母の様子に長男も察して、
帰りは無言で運転をしてくれました。
次男は・・・冒険してきた勇者のような顔。
全く・・・。
と。
長男と呆れてしまいました。
そして、自転車があったらどこまでも遠くに行ってしまう。
これは、困った事になる。
そう、思って自転車のカギを本人が無くしたタイミングで、
かぎが無いから、乗れない。
そういうことにしました。
本当はね、カギはあるの。
だって、3つあるから。
あと、2つあるしね。
そして、昨年の秋ごろ。
夕方6時ころのこと。
次男から電話。
『おばあちゃんの家に、向かっているから。今日は、泊まってくるよ。』
と。
えっ?
慌てて、GPSを見ると・・・長瀞。
そして、息子に持たせているGPSの精度は悪い。
辺りは、どんどん暗くなっていく。
私一人では、どうにもならない。
警察に迷わず連絡をしました。
そして、
私の住んでいる地域の警察と秩父の警察で、連携を取りながら捜索開始。
でもね・・・
結局、警察は見つけることができなくて。
実家のお店で息子を発見。
で、警察に連絡をして事なきを得る。
お巡りさんは、母にも連絡をしたらしい。
外での顔と本当の顔は違う人。
お巡りさんは、母の本当を知らない。
私も、言わない。
だけど・・・母が心配してるとお巡りさんは、言った。
本当に・・・心配している人が、
『もう、来ないでね』
と、いうかな?
母から連絡はない。
私も、しないけどね。
息子にとったら、身内の一人。
というか、ほかにいない。
嬉しい、楽しい思い出が、私の実家にはあるんだと思う。
でもね。
あなたが書いたお手紙。
おばあちゃん、おじいいちゃんの似顔絵。
小さい頃、よくお土産に持って行ったよね。
だけど、私たちが帰るころには、とっくに・・・
ゴミ箱にいつも捨ててあるの。
私の父と母は、そういう人。
私は、あの二人の子供。
間違いない。
だけど、
生きてる世界が違う。
見えている世界が違う。
私は、息子たちには・・・言えなかった。
私の息子たちは、二人とも・・・本当に優しい。
わが子ながら、思いやりのある優しい子に育ってくれた。
私たち三人の見えている世界は、お互いがお互いを思いやり、その中で自由に生きる。
そんな世界。
長男は、私と次男を思い、次男は、私と長男を思う。
その世界が広がって、私たち家族を思ってくれる近所のおばあちゃんや友人たち。
愛の連鎖が生まれていく中に・・・生きてる私たち。


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