2026-04

不思議

学校(第三部)

すぐるが亡くなってから、数年後のこと。 私は、離婚して。 生活が一変して。 なにしろ、毎日忙しかった。 だけど、忘れたことなんていちどもない。 泣いてるひまはなかった。 専業主婦が仕事に出るとは、こんな...
不思議

田舎のバスと黒い犬(第二部)

私は、三番目が亡くなってからの一年間。 身体が辛くて仕方なかった。 だるいし、重い。 すぐにつかれてしまう。 たぶん、今まで生きてきた中で一番しんどかった。 今思えば…命の重さ。 それを体感させてくれて...
不思議

レインボー (第一部)

私の忘れられない記憶の中で…思い出そうとするだけでも涙が出てしまう。 今までの人生。 本当に、いろいろなことがあった。 振り返ってみても、決して同じ日は一にもない。 それはきっと、誰でもそうだ。 私には、生ま...
介護

会いたい人

「別れた、女房に会いたい。子供に会いたい。」 寂しそうに、話をする。 いつ別れたのか聞けば、20年以上前のことだそう。 背の高い、カラオケがとても上手な人。 カラオケが始まると、その人の歌を聞きたくて、女性入居者様...
介護

カマキリ子の一日

彼女は、大抵不機嫌そうに見える。 朝なんて特にそう。 「おはようございます。」 と声をかけても、 「……。」 あれぇ、聞こえなかったかな? では、ロッカーからの出待ちで、 「おはようございます!」...
納棺師(おくりびと)

人肌でお願いします

私が、納棺師(おくりびと)をしていた頃のこと。 仕事の前後は、よくコンビニへ寄った。 トイレを貸してもらうこともあれば、 腹ごしらえのこともあった。 尊体メイクと言っても、 顔を整顔と言って、整えることがある...
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