私は何か決めるとき、手にとってピンときたら買う。
なので、
ピンと来なかったら、買わない。
そうに決めていて、「トキメキ」を大切にしている。
何でも、だいたいそう。
特に、お皿なんて買うときは盛り付けのイメージが見えたものだけ。
昨日も、音符のかわいいスプーンに出会ったのだが…
しっくりこない。
私の家にいる子達と違うから?
違う。
やっぱり、「トキメキ」がなかったのだ。
手にとって、違うなーと感じて買うのをやめた。
神社巡りもそう。
「トキメキ」。
前から、気になっていた神社。
私の家からは、車で10分くらいだろうか?
駐車場が無いから、道路のわきに止めて歩いて行った。
道路というよりは、農道?
あれは、耕運機が通る道。
季節も夏だったから。
たぶん。
今から、3年位前のことだ。
小さい神社で、通りからは見えるけど、少し寄りずらい。
セミの鳴く中、お参りして車に戻ってきた。
暑かった。
やっぱり、夏だ。
車の中で、少し涼んでいるとね…
何やら、両手がずっしりと重い。
えっ?
なんだ?
一メートルくらいはあると思う。
立派なつるぎ。
この時、頭の中では見えている。
日本刀とは、違う。
西洋みたいな感じ。
箱に入っているわけでもなくて、そのまま。
見えないんだけど、何しろ重い。
「お前に、授ける。」
と、声が聞こえた。
正確には、頭の中に。
初めての経験。
困ったな。
どうしよう。
そうに、思いながら帰宅した。
神社の由来を調べてみれば、鬼の首を落としたつるぎ…らしい。
なおのこと、要らない。
私は、鬼退治に行かないしね。
どうやら、となりの県に鬼の首を落とした人の神社がある。
この人に、返してこよう。
私は、翌朝、つるぎを持ってその神社に行きました。
不思議なんだけどね、持つと決めると両手がズンと重くなる。
神社に行って「○○さん、つるぎをお返しにきましたー。」と。
私は、満面の笑みで渡してきました。
神社からは…
「えっ?何で持ってきた?困るんだけど…弱ったなぁ。」
そんな声が聞こえてくるようでしたが、
気にもかけず、振り向かず。
私は、スッキリしたーと、スキップしながら駐車場へ向かい帰路へ。
家の近くの神社で、報告。
「今日ね、つるぎを返してきたんだー。」とね。
ルンルンしながら報告してた。
だってね…神様から、あんな風にメッセージは来ない。
わかっているのは、車に乗ってホッとしたこと。
あの時、気がゆるんだのだ。
あの、スッとなったとき。
なにかが切り替わるとき。
入り込まれた…。
そんな感じがした。
だってね、あの剣。
いただいたのだってね、
今思えば神社の外。
聖域の外。
だから、私は、○○さんに託してきてよかったと今でも思っている。
それでも、そんなことは初めてだったから。
私、何か大役を託されたのかな?
でもなー。
いま、スッキリしているということは、私は、役目を果たしたんだ!
と、思っています。
そして、鬼の首を祀っている神社というのもあったんだけどね。
そこは、荒れてた。
壊れた、狛犬を見て、(かわいそうに…)
と頭を撫でてきました。
私は、そこの神社にも剣の話をして返してくるねと言っていたと思う。
あのつるぎ。
もしかしたら、○○さん返しに行っているかも。
やっぱり、よかったんだろうなーと思っています。


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