不思議

私という人間は、きっと、世間からみたらずれている?

と自分では思っている。

小学生の頃。

今の学校では有り得ないと思うけどね。

先生に𠮟られて、

「廊下に立ってなさい!」

と。

漫画のように、バケツに水を入れたものを両手に一つずつ持ち立たされる。

本当に、あったんだよ。

でもね、飽きちゃうでしょ。

そもそも、何で怒られたのかよくわかっていない。

でね、

バケツを置いて、校庭に行って遊具で遊ぶ。

皆、授業を受けているから校庭で遊んでいるのは私だけ。

遊具、貸切状態。

遊びたいだけ遊ぶ。

ブランコに滑り台。

ジャングルジムのてっぺんからは、遠くの山までよく見える。

きもちいい。

四つ葉のクローバー探しなんて、もう、夢中だ。

一瞬にして、自分の世界に入れる。

四つ葉のクローバーをいくつも見つけて、両手に抱えていた。

そうすると、先生が怒鳴りながら顔を真っ赤にしてやって来る。

首根っこつかまれて、また、廊下へ。

でも、飽きちゃうから。

遊びに行く。

その繰り返し。

何で怒られるのかは、忘れてしまった。

授業は、ちっとも面白くない。

何を言っているのかわからないし。

クラスの同級生からは、変な奴という視線。

でも、そんなことは、全くもって気にならなかった。

ある時、先生が家にやってきた。

私は、普通のクラスでは難しいと。

相談にきたらしい。

でもね、

知能テストを受けたら、学年で2番の成績だったそうで。

先生も親も、皆びっくり。

私の小学生一年生の頃のこと。

知能テスト。

迷路みたいなのをやった記憶はある。

あれはすぐにできて飽きちゃったから、キョロキョロしてたんだよね。

となりの席の子なんて全然できていない。

「こうにするんだよ。」と、得意げに教えてあげたら、また、怒られた。

先生は、怒ってばかり。

で、慣れてしまった。

自分は、悪いことをしているとは全く思っていない。

だから、いつも不思議そうに先生を見ていた。

まあね。

いまならわかる。

世間の常識は、私の非常識だということ。

我が道を行く。

それでも、段々授業が楽しくなってきたから。

外に遊びに行くことは無くなった。

学校のね、裏庭に行くと森が広がっていてね。

野いちごがあったの。

木いちごもあった。

それを見つけて、食べた甘酸っぱい記憶です。

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