納棺師(おくりびと)

人肌でお願いします

私が、納棺師(おくりびと)をしていた頃のこと。 仕事の前後は、よくコンビニへ寄った。 トイレを貸してもらうこともあれば、 腹ごしらえのこともあった。 尊体メイクと言っても、 顔を整顔と言って、整えることがある...
不思議

お前に、剣を授ける

私は何か決めるとき、手にとってピンときたら買う。 なので、 ピンと来なかったら、買わない。 そうに決めていて、「トキメキ」を大切にしている。 何でも、だいたいそう。 特に、お皿なんて買うときは盛り付けのイメー...
エステティシャン

共感するということ

エステティシャンは、施術の時、お客様の呼吸に合わせてマッサージを行う。 吸って、吐いて。 波のように。 段々、自分もお客様と呼吸を合わせている。 でもこれは、無意識。 気づいてみれば、といった具合。 そ...
不思議

桃源郷(ほんもの)

エステティシャンの頃、嗅いだ桃の香り。 そんなことは、すっかり忘れていた。 その頃の私は、納棺師(おくりびと) 一人前になり、仕事をしていた頃のこと。 葬儀屋さんの会館で、メイクの依頼。 会館にもランクがあり...
エステティシャン

桃の花の香り(にせもの)

桃源郷。 人が亡くなって、あの世に行くと桃の香りの世界が広がっている…らしい。 行ったことがまだ無いから。 本当のところ、わからない。 それでも。 私は、納棺師の前は、エステティシャンをしていた。 その...
不思議

有る

介護士の仕事。 夜勤明け。 何もない、平穏な夜が終わりホッとしていた。 何もないは、トラブルがなかったということ。 キッチンの方が作ってくれる、朝ご飯を食べた時のことだった。 一口、ご飯を口に運んだら涙が出て...
不思議

うな重

私は、つわりが酷かった。 上の子がお腹にいるときのこと。 妊娠8ヶ月。 相変わらずのつわり。 いつになったら、終わるの? と。 妊娠9ヶ月に入って、やっと少しだけ落ち着いてきた。 母に「何か食べた...
不思議

同じ夢

電話の鳴っている音で、目が覚めた。 私だけではなく、旦那も。 今から、20年以上前のことだ。 寝ぼけまなこでぼんやりしていると、本当に電話が鳴っている。 慌てて、電話に出るとおばあちゃんが亡くなったとの知らせ。 ...
介護

入れ歯

介護職員の仕事には、口腔ケアというのがある。 食事が終わると、順番に洗面台へお連れして、歯磨きのお手伝い。 歯ブラシに、チューブをつけるんだけど… これが、とても個性的。 たくさんつける人、少ししか付けない人。 ...
不思議

奈落の底

今から、何年前になるかな? 10年以上前のこと。 東北の大きな震災があって、連絡の途絶えてしまった友人。 肺がんと胃がんを患っていた、私よりのずっと年下の子。 時々、隣町の大きな病院まで車で送っていったこともあった...
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